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札幌で夫婦問題、離婚問題のお悩み相談~女性専用 夫婦問題相談室札幌 ユーア・クリーミー

プロフィール

Author:ユーア・クリーミー
   
皆様こんにちは。
女性専用 夫婦問題相談室 札幌
「ユーア・クリーミー」カウンセラーの
山崎尚美です。
ここでは夫婦問題をはじめとして、日頃私が思っている事、感動した事、お知らせ等を含め、皆さまへのメッセージをお届けできたらと思っております。
どうぞお気軽にご覧下さい。

札幌での夫婦問題・離婚問題のお悩み相談は、
女性専用 夫婦問題相談室 札幌 ユーア・クリーミー http://www.yuuwa-creamy.com/

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~「稲穂のほほ笑み」と「切なさを売る」こと~

  1. 2018/10/11(木)

「平成30年 北海道胆振東部地震」の
   お見舞いを心より申し上げます。



地震がおきて3日目、私は再び札幌の街を歩いてみた。
街は元気をとりもどしつつあった。
もう、ゴーストタウンではなくなっていた。
デパートが近かったので、入ってみた。

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静かなデパートだった。
でも、暖かかった。明るかった。そしてみんなホッとしていた。
店員さんのやさしい笑顔一つ一つに嬉しかった。
いやされた、有り難かった・・・ 。

黒い制服に身を包んだ店員さんたちは、できる限りの笑顔で迎えてくれた。
それは地震後、“初めてみる笑顔” だった。

「そういえば、私たちには“笑顔”がなかった・・・ 」

“笑顔”というものを、すっかり忘れてしまっていた。
デパートに入り、ハッとした。

「あっ、笑顔がある!わすれていた ・・・ 」と。

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それに気づいた時、“ 置き去りにされていた自分の笑顔が、この時よみがえった。”
店員さんの精一杯のその笑顔の中に、傷ついた客たちを思いやる本気の努力が見えた。
そして、私はふと思った。

「あの人達も・・・ 被災者・・・ 」

笑顔の向こうに倒れた家具が見えた。
落ちたテレビが見えた。

「家の中は ・・・ 、家族は大丈夫だったのか ・・・ 」と。

心の中に温かいものが流れた。
「笑顔をありがとうございます。何よりのプレゼントです。そして、あなたは大丈夫でしたか?」
そう言っている自分に気づいた。

食料品売り場では、あちこちのケースに「売切」という張り紙が残酷にも貼られていた。
誰も文句を言う客はいない。
「売切」という意味をよくわかっていたからだ。

そして私は、「売切」にはもう一つの意味があるという事に気づいた。
それは ・・・ 、
“「売切」の後に来た人の心を想う” と、

『切なさを売る』 という意味もあるという事を・・・ 。

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辛かった・・・ 。
この「売切」という言葉は、ふだんの意味と被災時の意味とでは、その言葉の重さが余りにも違うということに気づかされた。

それは、“ 生命をつなぐ ” という意味に他ならなかった。

店員さん達の精一杯の「笑顔」にどれだけ私たちは励まされ、勇気をもらい、安らぎをもらえただろうか・・・ 。
お店の人達も同じ被災者・・・ 。

直後はどんなにか不安な事だったに違いないし、それを“仕事なんだから当たり前でしょ”とは、決して割り切ることのできない 、

“ 人と人との心の絆 ”
“ 日本人らしい思いやり” がそこにはあった。

『商品を買いに行ったはずなのに、「笑顔」という真心を頂くことができた。』
忘れかけていた自分たちの笑顔をとりもどし、癒され、潤い、ようやく安心にたどり着くことができた私たちは、深い感謝の気持ちと感動を忘れる事はできない ・・・ 。

真剣に私たちに向き合われた店員さん達の姿は、まるで
【 風雨に倒され、それでも必死に起き上がろうとする “実るほど頭を垂れる稲穂 ” 】の様に、強く、まぶしく、輝いて見えた。

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(次回の更新は11月6日を予定しております。)

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  1. ブログ・コラム

~ ゴーストタウンと化した札幌の街とほんの小さな夫婦げんか・そこにある幸せとは・・・ ~

  1. 2018/10/01(月)

「平成30年 北海道胆振東部地震」の
   お見舞いを心より申し上げます。



街は一瞬にして灰色の街になった。

地震直後、わたしはJR札幌駅近くに住む、娘夫婦の家に身を寄せた。
夕方近くになり、おそるおそる街の様子を見に出かけた。
そこで目にしたものは、余りにも変わり果てた信じられない札幌駅周辺の街であった。

“ いや、これは札幌の街ではない ・・・ ”

ビルの街

まばらな人々はショックを抱え、誰もしゃべろうとしない。
そこに笑顔などあるはずはない。
「閉店です」という貼り紙のあるコンビニに黙々と長い列を作っていた。

あちこちの信号は全部消え、その中を人も車も息をひそめて静かに抜けて行く 。
ビルや電車、自動販売機からさえも光を奪い、一瞬にしてゴーストタウンとなった・・・ 。

それを壊す様に、けたたましいサイレンの音だけがなり続く。
レスキュー隊だった。

レスキュー車が次から次へと、目の前を追いかける様に走っていった。
間違いなく緊急事態だった。
サイレンは一日中鳴り止むことはなかった。

「この街は どうなるのか・・・」

「みんなは大丈夫なのか・・・」

残酷にも、ひっそりとした灰色の街は答えてくれなかった・・・。

そんな不安を抱えながら帰路に向かう途中、二人の夫婦が自動販売機の前に立ち、何やらもめていた。周囲にはだれもいない。

自動販売機

「ほら!この販売機、電気がついてるよ!!」
「え?!本当だ! 信じられない、奇跡だ!!!」

どうやらこの夫婦、あちこちのコンビニを回って飲料水を探しても、見当たらなかった様だ。夫は今日の分のボトルを買おうと思っていたのか、妻はこの非常時に人の分は残して少しだけ多めに買おうと思ったのか、コインを少し多めに投入した様だ。
すると、夫は突然キレはじめ、

「どうしてそんなに沢山買うんだ!
そんなに買って!オレには全く理解できない!!!」

と、怒ってサッサと先に歩いて行ってしまった。
妻はボー然と立ちつくしていたが、これも家族のためと思ったのか袋に数本詰め、細い手で
ギュッと抱えながらトボトボと後を追った。
その後ろ姿は、まるで消えた信号機の様に淋しく悲しく見えた。

妻はきっと、

「買えてよかったね」

その一言があれば幸せだったに違いない。


平和を作るのは、そんなに難しい事ではありません。
この非常時に、

『二人の生命があり、元気でいられたこと・・・』

“これが一番の幸せなのですから・・・ 。”

夫婦並ぶ二人の後ろ姿


(次回の更新は10月11日(木)、震災3日後札幌駅近くデパート内のお話です。)

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